今回は『 音・映像の癒しと「かわいい」の心理効果』をテーマに幾つかの動画を紹介しつつ記事を書いています。まず「自然の画像や絵」の心理効果に関する外部サイト記事の引用・紹介です。
【衝撃】見るだけで頭が良くなる画像が凄い! 40秒見ただけで知力がアップ! より引用抜粋
(前略)
これはメルボルン大学の研究により判明したもので、通常の風景よりも、緑色の多い自然を表現した画像のほうが、脳に癒やし&プラス効果を与えるとのこと。つまり、花畑や森、草原などの画像を見ると、脳の働きが良くなるというわけだ。
イギリスの報道メディア『Mail Online』が「見るだけで頭が良くなる画像」として公開した一例の画像は、花畑と連なる山脈の画像。
たとえば、この記事に掲載している花畑の画像は「見るだけで頭が良くなる画像」といえるわけだ。これを40秒間見れば、知力が上がるという。
– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)
まぁ頭が良くなるとか何とかいってももちろん突然秀才になるわけでもなく、とても穏やかな作用で、個人差もある話でしょう。
このブログでも「自然の風景写真」を敢えて沢山使用していますが、ブログを作る最初の段階で、部分的に「明るく爽やかで綺麗」を心掛けて作りました。
これは「視覚的情報」というものはそれが無意識であっても、例えば「暗い・寂しい・重い・冷たい・濁っている・汚い」、そういう質のものばかりを見ていると、
「その質」の作用を無意識に受け続けるんですね。「聴覚」もそうですね。例えば「インテリア風水」などもそういう角度から見れば、穏やかな心理効果があるものがある、とはいえます。(まぁ風水は作用を大げさに誇張していると感じる部分もありますが。)
なので疲れている方の「癒し」、そして「見るだけで頭スッキリ」な感じ、そういう無意識への穏やかな作用を考えて、全てではないですが何割かはそういう構成にしています。
私は「杉ばかりの人工林」はあまり好きじゃなく、原生林が好きで、後、標高の高い場所にも度々行きます。空の広がり、雲の動きを観ながら、そして風の爽やかさに癒されつつ清流の音や鳥や虫の鳴き声を聴きながら歩き、
季節によっては様々な高山植物が一面に咲き誇る姿に感動します。 凄く意識が澄んで頭も心もスーッと解放されて爽快になりますね。
ではここで、「haruyuki onoue」さんによる撮影の「花咲き誇る夏の高峰高原」の動画をここで紹介します。素晴らし い映像です。(高峰高原は私の好きな場所の一つで何度も訪れた場所です。)
ヒトに作られたものではない「自然=ありのまま」は、どんな生命にとってもベースなんですね。自然から生まれ自然に帰る、それが生命です。
わたしにとって自然は「頭がよくなる」とか「癒し」とか、そういう部分的なものではなく「始めであり現在であり終わり」です。創造・維持・破壊の全ての表現がありのままにある全体性であり、生きた詩です。
「かわいい」の心理
ここから「かわいい」の心理をテーマになります。まず、大阪大学大学院人間科学研究科「認知心理生理学研究室」のサイトから以下の記事を引用・紹介します。
「かわいい」の心理学 より引用抜粋
「かわいい」は, 現在「kawaii」として, 国際的にも通用するようになっています。たとえば, 「かわいい」のシンボルとも言われるハローキティーは, 世界中で愛されています (Wikipedia)。
そうだとすると, 「かわいい」の根底には, 日本という文化に限らない普遍性があるはずです。その一方で, なぜ, 「かわいい」の文化が, 他でもない日本で発展したかについても説明が必要です。
文献調査と質問紙調査に基づいて, 私は「かわいい」の二層モデルを提案しました (入戸野, 2009;文末の文献を参照) 。このモデルでは, 「かわいい」は, 第一に感情であり, そこには生物学的な基盤があると考えます。
「かわいい」の基調には, 保護や見守りといった社会的動機に関連したポジティブ感情があり,それは幼児に対する愛情から派生していると提案しました。その根拠になるのが, 動物行動学者コンラット・ローレンツが1943年に提唱したベビースキーマ(Kindchenschema) の存在です。
人間の赤ちゃんだけでなく幼い動物に対しても, 私たちは自然と注意が向きます。また, そういった属性を持つ個体は, 周囲から攻撃されずに保護を受けやすくなるという利点があるといいます。
– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)
引用元⇒ 「かわいい」の心理学
上に紹介の「かわいい」の心理学は主に「視覚」での可愛さがメインの説明になっています。例えば「ぬいぐるみ」には不安や心配を取り除く効果があることが報告されていますが、
○ 不安や心配が「ぬいぐるみを触る」と軽減されることが明らかに!
この「ぬいぐるみ」の心理効果の中には視覚だけでなく「感触」による効果が含まれており、これはペットをなでる時にオキシトシンが出るといわれている作用とも重なる話ですね。
そして同時に「かわいい」の心理効果が含まれていると私は考えています。次に紹介の動画は「動物の赤ちゃんシリーズ」ですが、これも普遍的な「かわいい」の心理効果がありますね。
日本のアニメ文化は世界にも多くのファンが存在していますが、ここにも「かわいい」の心理効果が含まれていますね。アニメの場合は「視覚」以外に「聴覚」による「かわいい」の心理効果も大きいです。
以下に「紅茶さん」と「たらこさん」のMAD動画を二つ紹介していますが、この動画で使用されているアニメは『Re:ゼロから始める異世界生活』で、
これは長月達平 さんのライトノベルで、今年の春からテレビで放送されているアニメなのですが、私は見たことはないです。
最初に紹介の「紅茶さん」の動画は「カービィのBGMに合わせてレムとラムに罵倒されるだけの動画」で、BGMとコトバだけの組み合わせのループだけで構成されていて、凄いシンプルなんですが何とも言えない心地よいループ感に仕上げています、面白い感覚で驚きです ♪
次の「たらこさん」の動画も凄いクオリティーです。ラップのようなバラード曲のような絶妙な仕上がり、この創作意欲と構成力に驚きと同時に面白くて思わず笑っちゃいます。
ラストに紹介するのは「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成された「BABYMETAL」。海外でかなりの人気で大成功しているようですが、これも「kawaii」とメタルの世界との化学反応が生み出す魔術ですね♪
○ メタル狂がまたひとりBABYMETALにやられる
【海外の反応】
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