梅雨まっさかりですね。今日は「癒し」をテーマに、アニメーションや歌・旋律の動画を紹介しつつ、「無意識の感性アプローチ」の補足の意味で、「瞑想」のテーマを少し含んだ詩も記事の合間に幾つか紹介しています。
気圧の変化と日光不足による意識の変化が大きい月でもありますが、旬の食材、適切な運動・睡眠など、体のリズムを崩さない生活習慣をベースにしつつ、リラックスすることも大事ですね。
おすすめは季節の変化や自然の景色・雨を楽しむことです。嫌な季節・風景と思ってみれば嫌なもののようにしか見えなくなりますが、雨や曇りも見方を変えれば味わい深くいいものですよ(^-^)。
ではまず最初に、トルコの伝統芸術「エブルアート」の紹介です。エブルアートはマーブリング マーブルペーパー トルコペーパーとも言われ、 詳細 ⇒ マーブリング
日本にも平安時代より伝わる「墨流し」という伝統技術があり、これがシルクロードでペルシャに伝わりマーブル技法として発展したといわれています。例えば「墨流し」の技術は、国宝である尾形光琳の紅白梅図屏風にも使われています。
共にとても美しく絶妙な模様と色彩の世界ですね。では「エブルアート」と「墨流し」の動画を以下に二つ続けて紹介しますね。
Ebru Art on Dark Water
越前和紙 : 福田忠雄 (福井県指定無形文化財)
同化による分離の錯覚によって生み出されたものに 「打ち勝とうとする」こと自体が 錯覚を強化する
自身で生み出した自己分離状態によって戦うことは 状態を強化するだけ 「気づき」は逆に失われる
その結果 自身で闇やら悪魔とやらを生み出して それに力を与え続ける自作自演の「閉じた自我パラドックスの戦い」に 明け暮れる
それがどれだけ高尚で重厚で立派な装いをしていても 「自身のシッポを追いかけるネズミ」の姿と変わらない
次に紹介のアニメーション動画は、闇を彷徨う男のショートムービーです。
「心の闇から生み出された光」へ向かうために心の闇と戦い、それに勝利して「光に到達した」と思っても、実はその光自体が闇の中にある闇の一部というパラドックス、これもまた自我の罠のひとつです。
CGI Animated Shorts HD: “Tzadik” – by OrielBerkovits
雨のように 旋律が降ってくる時 様々な石に紙に 森に空に草原に 絵が浮かび上がってくる時
音に色彩を感じ その響きの中に 様々な詩とリアルを感じる時
その美しい旋律・色彩はどこか遠い 深いところから 優しく精妙なゆらぎと共に届いてくる
その殆どを 歌や詩に表現しようとはしなかったけど それはいつも心の中で響いている
だからずっとそのままでいい
次に紹介の動画は、Googleのロゴにも採用されたことがあるほど有名なライアン・ウッドワードの動画なので知っている方も多いでしょうが、シンプルな線のみで踊る男女の躍動感を描いたアニメーションです。
次に紹介の動画は、以前にこのブログで紹介したことのある「The Piano Guys」のピアノソロ曲で、旋律にとても躍動感を感じます。
見たこともない鮮やかな色たちが意識を照らし その光の下で全ての自我の動きが見抜かれ 「私」の祈りは 虚像そのものだった
核力のない自己欺瞞は霧散し 全て消え去り 思考が瞬時にイメージに変わる様を その瞬間の空白の無時間が見つめていた
それはまるで宇宙の始まりのように 全てのリアルの原像が泡のように生起する一瞬
「らせん」の中を 原像たちが降りていく そして気づけば ひとつの原像の中にひとつの「私」がいた
次に紹介のCecile Corbel (セシル・コルベル)は、「借りぐらしのアリエッティ」のテーマ曲を歌ったことで有名ですが、シンガーソングライターでハープ奏者でもある彼女は、テーマ曲の「Arrietty’s Song」以外にも良い曲が多いおすすめ癒し系アーティストですね。
雨と水 風と雲 岩と大地 全ての存在がただ在る
全ての今この瞬間に在るものが その意識の内奥で 分離できない全体を共有している
大きな内界の海の その深さは計り知れない 大きな内界の空の その高さは計り知れない
夢と幻想と現実の全てを生み出すその大元は 思考・感覚には触れられず ただ在り ただ輝く
次に紹介の2つの動画は、私の好きなアーティスの中から選んだ曲で、クラシックギター、ハープ、チェロ、バイオリンなどの複数の楽器が出てきます。どれも癒しの旋律です。
ではラストにユニークな動画を紹介します。PC内で戦う「棒人間」のアニメーションはかなり有名ですが、今回はその中から、「棒人間」対「実物の人間」という内容で、構成のクオリティが高いです。
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